ミネルヴァ化粧品の歴史

ミネルヴァ化粧品の歴史

ミネルヴァ化粧品は様々なストレスに曝された肌を、本来の健康な肌に戻すために造られた化粧品です。
現代の私たちの生活は、動物としての人本来の生活からは、大きくかけ離れた生活をしています。
人類誕生より約200万年の間、人類は、自然と共生しつつ、又、抗いながら生活をしてきました。
日の出と共に起床し、水場へ水汲みに行き、火を熾して、その日の食事を準備する。川で洗濯をし、
歩いて職場へ行き、日没には帰宅する。エアコンはなく、冷蔵庫もない、着衣にて暑さ寒さを凌ぎ、
その土地で、その時期に収穫できるものを食べる。たくさん身体を使う生活を続けてきました。

現在では文明の進化により、エネルギーを利用することで、とても便利で楽な生活を送ることができています。
歩く、走る、重いものを運ぶなどの基礎運動量はとても減っています。空調により温度変化も少なく済んでいます。
遠い海の向こう側の国でしか収穫されないものも食べることができ、1年以上保存できる食品が沢山あり、
レンジに入れてボタンを押すだけで、温かい食事にありつける。
世界中のニュースが瞬時に手に入り、多くの友人のリアルタイムの情報をSNSを通じて手に入る。
様々な価値観を、多様性を、常識と非常識を、我慢するのかしないのか、正しいのか間違いなのか、
一人の人間が処理できる量を上回る情報にさらされています。
ほんの数十年の間に環境は大きく変化し、本来では考えられない病気を生み出し、
病気ではないけれど体調がすぐれない、肩がこる、だるい、目が疲れるなどの不調、未病も増えています。
このような多種多様なストレスに曝された肌は、張りや艶を失う、ニキビができる、かゆい、乾燥がひどい、
毛穴が目立つ、赤くなる、などの多くの不調を生み出しています。

ミネルヴァ化粧品は、約50年前に創業者である耕民先生により造られました。
化粧品開発のきっかけは、日本各地にある、温泉からヒントを得たものでした。
日本では、古来より『湯治』と称される、温泉に入って、病気の治療や、疲れた身体を養生する知恵や習慣があります。

須藤耕民先生

創業当初の資料

温泉が人の身体を元気にする要因を探求していくと、活性化しているミネラル分が、大きく影響しているのでは?と考えました。そこで、日本全国、北は北海道から南の沖縄まで、人の身体に、強く、優しく、良い影響を与えてくれるミネラルを多く含んだ土壌を探求し、最適な状態の土壌から採取された岩石を細かく砕き、その活性を失わないように、丁寧に手作業で抽出し、その活性化しているミネラル(イオン化しているミネラル)のエネルギーを活かして基礎化粧品を造りました。
原料の岩石から成分を抽出する工程から商品完成まで、最短の商品でも1年、最長の化粧水では3年の時間が必要です。
自身で潤いを出すことが出来なくなった肌に、潤いを出す力を呼び戻す。
最低限必要な成分だけで構成し、洗顔、化粧水、乳液、クリームを造りました。